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前回の記事から時間が経ちました。その間に様々な災害があり大勢の方々が現在も不自由な生活を送られていますこと、心よりお見舞い申し上げますと共に一日も早い復興を願っております。
私たちのステーションがある地域では現在大きな災害に見舞われることもなく生活できていますが、どんな時でも冷静に皆さまの在宅生活をサポートできるよう日々研鑽してまいります。

樹木希林さんが亡くなられました。ご本人の意志を尊重し「ご自宅でご家族に看取られてお亡くなりになったと」と報道されました。
生前からテレビ出演の際も全身ガンであることを公表し、終活ができることは幸せだと話されていたと記憶しています。

皆さまは自分の人生の終わり方を考えたことはありますでしょうか?難しい質問ですよね。私たち医療に携わる者でも、自分の人生の閉じ方をどうするか問われると「・・・。」となってしまいます。
医療の発達、介護施設の多様化、ネット社会における情報の多さ、いろいろ考えると潔く「これがベスト。」と答えを見出すことは大変難しいと思います。
先日、「緩和ケア~人生の最終段階における意思決定について~」の研修に参加してきました。誰でもが直面する人生の最終段階をどのように向き合い、良い幕の閉じ方ができるのか学んできました。
日本において、法定文章としては存在しないが自分の臨死期の対応を「リビング・ウィル(文章)」生前の意思として口頭か書面で残すことができると改めて認識してきました。
スタッフとしてどのような支援ができるのか研修を終えても答えを見出すことはできませんが、一つでも多くの知識を皆さまに提供し役立てるよう努力してまいります。

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